2010年2月24日
ある日、拓朗は私に言ったのだ。
「実はね、僕はするめが嫌いなんだ」
もっと早く言って欲しかった。
私が三度の飯よりも大好物とするするめが苦手だというのだ。
するめの良さを分からない男子はコロンブス以下だ、と私は幼い頃から自負している。
だから気が付けばそう叫んでしまっていた。
そんな私を遠くから母が見ていたのだ。
そして母はそんな私を見てこう言ったのだ。
「するめって…偉大よね…」